馬銜(はみ)とは、馬にくわえさせる棒状の金具である。


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馬銜(はみ)とは、馬にくわえさせる棒状の金具である。くつわともいう。馬銜のまん中にはつなぎがあり、ここが折れ曲がることで幅が調節される。馬銜の両端に手綱をつけて、騎乗者の指示を伝える。騎手の手綱さばきは馬銜に伝えられる。馬を意のままに操るための重要な馬具である。牡馬は40本、牝馬は36本の歯がある。馬の歯並びをみると、前に12本の切歯があり、その後ろに歯の生えていない部分、さらに奥に臼歯が並んでいる。こうした歯並びは馬特有である。馬銜は、ちょうど歯の生えていない部分にかけ使う。馬が軽く馬銜との接触を、口の中で感じた状態を「ハミを受ける」という。ハミ受けのいいときに「今日はうまくハミにかかった」と表現される。馬銜の歴史は古く、最初に使ったのは、紀元前1500年前後のヒッタイト人のようである。馬銜は、馬と人間のかかわりあいで、重要な発明といえる。馬銜を取り付けた革製の馬具を頭絡(とうらく)という。頭絡は、馬の頭にかけ、馬銜を固定させる道具である。

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